冷え性チェック!あなたの冷え性度はどのくらい?

あなたは生活の中で、冷えを感じることがありますか?

冷え性というのは男女共に起こりうる症状ですが、特に女性の多くが冷え性だと実感しています。

「でも冷え性って具体的にはどういうこと?」

「ただ体が冷えるだけなの?」

と、になっている人も多いはず。

ここでは冷え性かどうかを確かめるチェックリスト、冷え性の度合い、冷え性の原因など、冷え性にまつわるあれこれについてお話しします。

まずはチェック!冷え性かどうかを確かめよう

自分が冷え性かどうかを見極めるのは意外に難しいこと。

夏は特に冷えを感じないけど、冬は冷えを感じる…でも冬は寒いしこれって当たり前?と混乱してしまいますよね。

ではまずは冷え性かどうかを確かめるためのテストを見てみましょう。

私は冷え性?チェックリスト

  • 血圧が低い(目覚めがとても悪く、朝から元気に動けないなどの症状がある)
  • 通常体温が低い(日本人の平均体温は36.89℃)
  • 下痢・便秘などお通じに関する悩みが常にある
  • 肩・腰・膝などの部分がいつも痛い
  • 疲れが溜まりやすく、取れにくい
  • やる気が出ない
  • 貧血
  • 些細なことでイライラしてしまう
  • 生理痛がひどい
  • 夏でもあまり汗をかかない

いかがでしょうか?

いくつか当てはまると冷え性というわけではなく、一つでも当てはまると冷え性の可能性があります。

そして当てはまる項目が多ければ多いほど冷えの度合いも強くなりますので、いくつも当てはまる人は早急に冷え対策をした方が良いでしょう。

冷え性の原因となりうる病気は?低体温になるとどうなる?

冷え性とは言っても病院に行くのは少し躊躇してしまいますよね。

病気でもあるまいし、生活に支障が出るような症状もなければ特に問題はないと思われがち。

ただ冷え性によって起こされる病気も中にはあるので、ここで紹介していきましょう。

冷え性も病気の一つ

冷え性はよく聞く症状の一つで、女性なら特に聞く機会が多いと思います。

冷え性は年齢を重ねるとよりなりやすくなりますが、10代であっても冷えを感じることはあるからです。

冷え性だと自覚したとしても、そこから何か行動に移すという人は少ないでしょう。

一時的に我慢すればいいだけ。

カイロや靴下を活用すればとりあえずは冷えは防げる。

などその場しのぎの防寒対策をすることで冷えの根本の改善にはなかなか踏み切りません。

しかしこの冷え性、実は病気の一種だとされています。

体が冷えることで起こりうるリスクは非常に多く、中には命を脅かすものもあるため決して甘く見て良い存在ではありません。

では冷え性になるとどんな病気になり、どんなリスクがあるのか。これについて次から紹介していきます。

冷え性になるとどんな症状が出るの?

まず冷え性だと実感する人の多くが体のどこかの部位に冷えを感じます。

手や足が代表的ですが、手足の全体ではなく末端だけが異常に冷えるということも。

また長年冷えを実感している人の中には、体の中の内臓が冷え切っていると実感することもあるようです。

では冷え性は冷えだけを感じる病気なのかというと、そんなことはありません。

冷えから始まるのは確かですが、冷えから始まって徐々に全身のどこかに症状が現れてくるのです。

どんな症状があるのかというと…

  • 肌の乾燥や肌荒れ
  • 肩や腰などの痛みが続く
  • 蕁麻疹などのアレルギー・アトピー症状
  • 頻尿
  • 便秘・下痢のどちらかが続く
  • ぜんそく

などのことがあります。

一時的なものでもあれば問題ないものも多いですが、これが長く続くとなるとやはり病院に行くことを考えると思います。

しかし長く放置してから病院に行っても、すぐに改善というわけにはいきませんので、冷えと共に上記のいずれかの症状を実感している場合はすぐに対策をすることがおすすめです。

冷え性によって自律神経が乱れ、病気が引き起こされる恐れも

血液は頭のてっぺんから足のつま先にまで流れていることが普通。

しかし体全体が冷えることによって血流が悪くなり、全身に血液が回りにくくなります。

これによって血行不良となってしまうのですが、こうなるとより冷えを強く感じ、低体温になってしまいます。

低体温とは36℃以下の体温が常に続くことで、低体温になると自律神経の一つである交感神経が緊張し、活発化します。

交感神経が活発化することで体は常に緊張状態をキープしますので、これによってストレスが溜まりやすくなってしまうんです。

自律神経の乱れは表面的な問題より、内面的な問題を多く引き起こします。

ストレスが溜まりやすくなる、不眠になるなど内面的なトラブルが多くなるため、これによってうつ状態を引き起こしてしまう事もあるんです。

長く放置すれば癌になるリスクも…

冷えを長く放置することで、命を脅かす恐れのある癌を発症してしまうケースもあります。

まず人間の体は毎日食べるものによって様々な栄養を摂取することができ、その栄養を元に健康的な体を維持することができています。

この栄養を体に必要なものに変えていくのが酵素というたんぱく質の一種なのですが、酵素は低体温になることで働きが鈍ってしまいます。

酵素の働きが鈍ると、食べたものを消化しにくくなったりしますのでまずは便秘や下痢といった症状を引き起こします。

それが慢性的に続くことで健康的な体に必要なものが足りなくなり、癌などの病気を引き起こすリスクが高まっていくのです。

若いときはただ冷えを感じるだけだったとしても、年齢を重ねるごとに病気リスクが高まっていくため、冷え性だと気づいたら早めに対策をしましょう。

長く健康的に生きるためにも冷えは予防しておいた方が良いですよ。

冷え性で起こるホルモンバランスの乱れ

冷え性のチェックリストの項目で「生理痛」というものがありましたが、なぜ冷えると生理痛が起きるのか疑問に思いませんでしたか?

実は冷えはホルモンバランスにも関係し、それに伴って生理痛を引き起こしてしまっているんです

体の冷えは女性ホルモンの分泌量を減少させる

体が冷えると体の内側の体温も冷えます。

これによって内臓の動きが鈍くなってしまうのですが、その内臓の中には卵巣も含まれています。

卵巣は女性ホルモンを分泌する場所。

卵巣の動きが鈍くなると女性ホルモンの分泌量が減少し、体内の女性ホルモン量が少なくなってしまいます。

その結果男性ホルモンの量の方が多い状態になり、身体・精神に大きく影響してくるんです。

身体としては頭痛などの各部位の痛み、精神としてはイライラ・憂鬱・落ち込みなどがあります。

男性ホルモンが多く女性ホルモンが少ないホルモンバランスの乱れは、生理不順などのトラブルも引き起こすので注意が必要です。

生理痛は血流の悪さが原因

生理のたびに下腹部痛がひどく痛くなる生理痛。

生理痛は人によっては全く痛みがないということもありますし、毎月ひどい痛みを感じるという人もいます。

痛みの度合いはそれぞれで、少し痛いなと感じる程度のこともあれば、薬を飲まなければならないほどの痛み、さらには薬を飲んでも痛みを抑えきれず動くこともままならないということも。

この生理痛は血流の悪さによって引き起こされるものです。

ここまでに紹介してきた通り冷えによって血流は悪くなってしまうため、生理中に体を冷やすことでより痛みが強くなってしまうんです。

よく生理痛の時はお腹の下あたりを温めると痛みが和らぐといわれているのは、体を温めることで痛みを抑えるということなんでしょう。

冷え性になると頭痛、肩こり、むくみもひどく自律神経失調症になることも

冷え性になると様々な症状が引き起こされるということをご説明しましたが、なぜ冷えによってその症状が引き起こされるかについてよくわかりませんよね。

では代表的な症状として多い頭痛・肩こり・むくみが起こる仕組みや、身体・精神に様々な悪影響を及ぼす恐れのある自律神経失調症について解説していきます。

頭痛はなぜ起こる?

頭痛は血管の拡張や頭の筋肉の緊張によって引き起こされます。

頭の血管が拡張すると血管周辺にある神経を刺激してしまい、神経から炎症物質が分泌されます。

この炎症物質は血管を拡張する働きを持っていますので、血管が通常より大幅に広がることによって頭痛が発生します。

またこれとは別のパターンに筋肉の緊張というものもあります。

肩や首といった部分が冷えたり凝ったりすると血流が悪くなってしまうのですが、血流が悪くなることで頭の老廃物が排出されず、残ってしまいます。

老廃物が排出されないことで周辺の神経を刺激。これによって頭痛が発生します。

肩こりはなぜ起こる?

肩こりは筋肉の緊張や血行不良によって引き起こされます。

どちらも原因として姿勢の悪さ・運動不足があります。

今は子供でもスマホを持っていることが当たり前となりました。なにがあるかわからないので防犯目的として持たせておくのもうなずけるのですが、スマホは長時間見ることで姿勢が悪くなってしまいます。

なぜならスマホを見ている時、多くの人が前傾姿勢となっているからです。

長時間前傾姿勢のままでいると肩周辺の筋肉が緊張してしまいます。

筋肉が緊張することによって筋肉の間にある血管が収縮してしまい、これによって血行不良に。

血流が悪くなることで老廃物が排出されずに溜まり、筋肉などに痛みを与える物質が発生して肩こりに繋がります。

むくみはなぜ起こる?

むくみは体に水分が溜まることによって起こる症状です。

血管の拡張や血行不良などが原因として挙げられます。

ここでメインとして紹介している冷え性ですが、冷え性は冷えによって血流を悪くしてしまいます。

血流が悪くなることによって血管内の水分も滞り、流れにくくなった水分が血管から漏れ出すことによってその部位に水分が溜まります。

これによってむくみが引き起こされるんですね。

自律神経失調症とは?

自律神経失調症という病名を聞いたことがありますか?

この病気は男女問わず誰でもなる可能性があり、一度かかると様々な症状が出るため、酷い場合は生活に支障が出る恐れもあります。

まず自律神経とは何なのかを紹介しましょう。

自律神経とは?

自律神経とは交感神経と副交感神経からなる神経のことを言います。

ヒトの体はこの自律神経がバランスよく働くことによって健康的な状態が維持できます。

交感神経は朝から夜眠るまでに働くもので、やる気を出させたり集中力を上げたりとテキパキ動くために必要な働きをしてくれます。

対して副交感神経は体をリラックスさせてゆったりとした気持ちにさせてくれるので、夜眠りにつきやすくしてくれる神経です。

自律神経が乱れると…

この二つがしっかり働くことによってオンとオフのメリハリもつきますが、これが乱れると日中に副交感神経が働いたり、夜になっても交感神経から副交感神経に切り替わらないといったことが起きます。

こうなると日中は眠たさやだるさを感じたり、夜は眠れずに不眠状態…なんてことになりかねません。

体のだるさや倦怠感、イライラしやすく夜眠れないなど様々な悪影響を及ぼすのが自律神経失調症なんです。

末端冷え性の症状とは?

冷え性の中には末端冷え性というものが存在します。

名前は聞いたことがあるけど、どんな症状なの?と気になっている人も多いと思うので、ここでは末端冷え性について解説しましょう。

末端冷え性とは?

末端冷え性という言葉を聞いたことがありますか?また自分は末端冷え性だと自覚している人も多いかもしれませんね。

通常冷え性は体全体の表面が冷たくなっていて、手足だけでなく腕や太腿といった様々な部分が冷たく感じるものです。

しかし末端冷え性はその名の通り、末端だけが異常に冷える症状のこと。手や足の指先ですね。

全体的に冷えているけど、特に末端は常に冷えているという場合は末端冷え性の可能性が高いです。

末端冷え性の原因は?

末端冷え性は特に女性がなりやすいといわれています。

運動不足・血行不良・ストレスなど、大体が冷え性と同じ原因です。

そしてなぜ女性がなりやすいのかというと、女性は筋肉量が少ないうえに冬でも肌を出す服装が多いからです。

オシャレで可愛い洋服であれば寒いことくらい我慢する!とは思っていても、それが末端冷え性の原因となってしまっているんですね。

末端冷え性は改善できる?

末端冷え性は冷え性と同じ原因であることが多いため、もちろん改善は可能です。

毎日適度な運動をして規則正しい生活を送り、食事は体を温める作用があるものを食べると良いですよ。

冷え性であれば一日これを実行するだけで体全体がポカポカと温かくなるでしょう。

しかし末端冷え性は一日実行するだけでは改善されない可能性が高いとされているので、継続して体を温める生活を送ることが大切です。

冷え性だと免疫力も低下する!?

冷え性だと実感している人の多くが、風邪を引きやすいということも一緒に実感していると思います。

では冷えは体の免疫力にも影響があるのか、解説していきましょう。

体の芯から冷えることで免疫力が低くなる

ヒトの体には免疫力という物が備わっていて、この免疫力とは風邪などの病気の引きにくさに関係しています。

免疫力が高ければ病気になりにくいですし、逆に低ければ感染症にかかりやすくなってしまうんですね。

人の自己防衛システムのようなものです。

このシステムは健康的な体だからこそしっかりと働かせることができますが、体が冷えることで全身血流が滞るとやはり影響が出ます。

また体の芯から冷えることで内臓の働きも鈍くなりますので、自己防衛システムも働きにくくなるんです。

つまり冷えは免疫力の低下につながるということ。

寒い時期は特に風邪を引きやすくなりますが、これは気温の低下によって体が冷えて免疫力が低下してしまう事と関係があるのかもしれません。

冷え性の外来はあるの?

冷え性だけどイマイチ改善方法がわからないし、どうせなら病院に行ってお医者さんに治してもらいたいという人もいるでしょう。

では冷え性の場合は何科に行けばいいのか、また冷え性専門の外来などはあるのかについて解説していきます。

冷え性は内科を受診

冷え性を改善したいと思っても、いったい何科に行けばいいのかわかりませんよね。

体の内部のことだけど、内科でいいの?と考える人も多いでしょう。

冷え性は内科でOKです。

実際に冷え性の治療のために内科に通う人もいますので、病院に行くときは内科に行きましょう。

どうやって治療するの?

冷え性というのは体の内部のことですし、風邪やインフルエンザのように、ただ栄養を補給すれば治るという物ではありません。

そのため診察をしてもらった時に何か処置を施すということはなく、投薬治療がメインとなります。

薬で処方される多くが漢方薬

漢方薬は妊婦さんでも飲むことができますし、体の冷えを根本から改善する作用を持つものもあります。

まずは医師が診察をして冷えの原因などを確認し、それからその症状に適した漢方薬を処方してくれますよ。

冷え性専門の外来ってある?

冷え性は内科に行くとお話ししましたが、実は冷え性専門外来というものもあります。

専門外来は冷え性について専門的に学んだ医師が診察・治療をしてくれるため、冷え性だけどうにか改善したいのであれば冷え性専門外来に行った方が良いでしょう。

ただ冷え性専門外来はどこでもあるというわけではありません。

全国的にも数が少ないため、最寄りにない場合は内科に行きましょう。

もちろん内科であっても症状に適した漢方薬を処方してくれますので、根気よく続けていけば冷え性の改善が期待できますよ。

冷えは油断大敵!甘く見ずに早めに対処しよう

女性の多くが一度は体験する冷え性。

別にみんな冷え性だし、わざわざ病院に行ったり改善しなくても…と思うかもしれませんが、ここで紹介したように、冷えは万病のもととなる可能性があります。

また冷えを実感している時は寒さもあってツラいですよね。

冷えを改善できればそのつらさを味わうこともありませんし、冷えからくる病気の予防にも繋がります。

すぐに対処しなくても大丈夫!と油断せず、冷えを実感したら早めに対処して健康的な体を手に入れましょう。